コロナ渦で近年、大人気の象印加湿器EE-RP50を2019年から冬場に使い続けています。
今回は最新型番EE-RR50の2年型落ちのEE-RP50を実際に使ったレビューを紹介しています。

- 表示が見やすく、使い方がシンプル
- 加湿力が高く、室温も上がり快適
- 加熱式のため、菌を撒き散らす心配がなし
- フィルター掃除がなく、メンテナンスがとっても楽チン
- 子供がいても使える
実際に使い続けてみて、このようなメリットを実感していますよ。
本文ではメリットだけでなく、デメリットについても詳しくお伝えしていきます。
▼旧型番 EE-RP50▼
▼最新型番 EE-RR50▼
目次
EE-RP50は最新EE-RR50の2年型落ち機種
レビューをご紹介する前にお伝えしたいことは型番についてです。
我が家が使い続けているEE-RP50は最新EE-RR50の2年前の型落ちの機種になります。
- EE-RR50 2021年9月発売
- EE-RQ50 2020年9月発売
- EE-RP50 2019年9月発売
実は2年前の型落ちとはいえ、この3つの型番は機能が全く同じなんです。違うのは価格のみ!
我が家のEE-RP50は最新のEE-RR50と機能が同じなので、最新EE-RR50を購入検討している方の参考になればと思い、レビューすることにしました^^

EE-RP50を徹底レビュー!
冒頭でお伝えしたとおり、EE-RP50は購入して正解!だと心の底から思える加湿器です。
しかし、ちょっといまいちかなーと思うところも正直に言うとあるんですよね。
総合するとメリットがデメリットを上回っているため、今はデメリットをそれほど気にしていませんが、まずはいまいちだと思うところについて、紹介させていただきますね。
EE-RP50のデメリット
私が2019年から3度の冬場に使ってみて気づいたデメリットについて紹介します。
沸騰している時の音がうるさい
沸騰している時のゴーッという音は正直、気になります。
象印の加湿器は形も機能も"湯沸かし器のポット"によく似てます。
蓋を開け、タンクに水を入れ沸騰→加熱された清潔な蒸気で加湿。
湯沸かし器と同じ仕組みなので、どうしてもゴーッという沸騰音はでます。
沸騰後の加湿時のシューっという音はリビングなどでは生活音にまぎれて、あまり気になりませんが、音に敏感な方や寝室で使うのは不向きかもしれませんね。

使い続けるうちに慣れてしまう!という方も結構いらっしゃると思います(笑)
電気代が気になる
象印の加湿器はスチーム式なため、超音波や気化式、ハイブリット式の加湿器と比較すると電気代は高くなります。
我が家の場合、冬場の朝や夕方〜夜にかけての時間帯に使うことが多いので、1日あたり8時間ぐらい使っている計算ですね。
消費電力 | 1時間あたりの 電気代 |
1日(8時間)の 電気代 |
1 ヶ月(30日)の 電気代 |
|
湯沸かし 立ち上げ時 |
985W | - | - | - |
加湿時 | 410W | 11円 | 88円 | 2640円 |
*1kWhあたりの料金単価を27円/kWhとして計算
参考のため、加湿器のタイプ別、電気代を比較してみました。
象印スチーム式(EE-RP50)がダントツで電気代が高いですよね><
加湿器のタイプ | 消費電力 | 1時間あたり 電気代 |
1日8時間30日使用の 電気代 |
気化式 | 2.5〜9W | 約0.06~0.24円 | 67〜238円 |
ハイブリット式(加熱気化式) | 95〜170W | 約2.6〜4.6円 | 97〜744円 |
超音波式 | 26W | 約0.7円 | 164〜223円 |
象印スチーム式(EE-RP50) | 410W(最大) | 11円 | 2640円 |
電気代は高いのですが、象印加湿器の加湿力はパワフル!
群を抜いてすばらしいんですよ。
我が家の10畳のリビングで使用した場合、しっかりや強の設定だと加湿力が強すぎるくらい。
通常はひかえめや弱設定で十分です。

また、温かい蒸気のおかげで室温が上がり、エアコンの節電にもつながるのでデメリットばかりではないと個人的には思っています。
電気代が気になる方はひかえめや弱モードで短時間の使用にとどめるなど、工夫して使うのもありでしょう^^
我が家の場合、電気代よりもお手入れが楽チン、衛生的で安心して使えることの方を重視!
電気代の高さは目をつぶりました(笑)
給水がやりにくい
我が家は2階洗面台の蛇口がハンドシャワー式になっているため給水しやすいのですが、ポットの高さがあるので普通の蛇口だと直接給水ができないorやりづらいです。
↑蛇口がハンドシャワー型だと直接給水できるよ♫
鍋などの容器に水を入れてから、タンクに給水する方法が推奨されていますが、ちょっと面倒ですよね。
そう感じる方は

満タンに入れて、弱設定で使うと24時間給水せずに使えます♫
我が家の場合3日に1度の頻度の給水なので、そこまで面倒でもありませんよ。
EE-RP50の魅力やメリット
次に使い続けて実感しているメリットについて紹介します。
お手入れが楽である
なによりも実感しているのがお手入れが本当に楽!!楽チンなんですよ^^
とてもシンプルな構造なので、フィルターや小さな部品がありません。
簡単に蓋を取り外すことができるので、中の汚れを拭き取りやすいですよ。
使い続けると内部にぬめりやカルキがついてきますが、クエン酸洗浄をすればよし!
いつもどおりにタンクに水をためて、洗浄剤を入れ、「湯沸かし音セーブ」ボタンを3秒長押しするだけでOKです。
ポットや加湿器用の洗浄剤でもいいですし、お掃除用のクエン酸も使えます。
掃除は1〜2ヶ月に1回のペースでいいですし、フィルター式のものより断然メンテナンスが楽ですよ。
時間がなくてメンテナンスに時間が割けない方にぴったりです!
加湿力が抜群
タンクに水を満タンまでためて、沸騰するまで20分程度かかりますが、加湿が始まるとあっと言う間に部屋じゅうが潤います。
象印加湿器の加湿力はダントツで素晴らしい!!
センサーで即座に測定された湿度が表示されるのですが、あっといまに適湿(37.5~67.5%未満)になりましたよ。
湿度センサー
低湿:37.5%未満、適湿37.5~67.5%未満:、高湿:67.5%以上
冬場は室内も乾燥し、肌や喉、目も乾燥で不快感がつきまとうのですが、部屋が十分に加湿されると過ごしやすさを実感できますね。
体の不快な症状がしずまり、温かくきれいな蒸気で部屋もほんわかと暖かくなり癒されます^^
象印加湿器の加湿能力が高いので、コロナ渦で需要が増しているのも納得ですよ。
衛生的に使える
以前、某有名メーカー気化式の加湿空気洗浄機を使っていたのですが、フィルターやタンク周りの掃除を怠ったことで本来の機能が正常に働かず、悪臭がでてきたことがありました(汗)
おそらく雑菌が繁殖してしまったのでしょう。

娘がハウスダストアレルギーだと判明し、奮発して購入した加湿空気洗浄機だったのですが、この有り様(爆)
使用2年目にして、泣く泣く処分することになりました。
この経験からズボラな私はこまめにメンテナンスが必要なものは使わない方がよいことを学びました。
その点、象印の加湿器はタンクに入っている水を直接沸騰させる仕組みなので、カビなどの雑菌が発生しません!
きれいな蒸気で加湿できるので衛生面で心配がないんですよ。

子供がいても使える
チャイルロック機能があるので、子供がいたずらでボタン等に触っても作動しません。
また、ふた開閉ロック機能があるので、蓋が簡単に開きません。
その上、転倒湯もれ防止構造のおかげで万が一倒してしまってもお湯漏れを最小限に抑えることができます。
ただし、加減がわからない子供が蒸気の吹き出し口をがっつり触って、火傷してしまうことは気をつけなければなりませんね。
蒸気の温度を65度まで落として加湿できるので、ちょっと蒸気を触ったくらいでは火傷の心配はないと思いますが、小さな子供がいる近くには置かないように気をつけた方が良さそうです。
タイマー機能が便利
- 入タイマーは6時間
- 切タイマーは2時間
と2種類のタイマー機能があります。
象印の加湿器は立ち上がりが遅いので(機種にもよるがEE-RP50の場合、約20分)、朝から使いたい時は寝る前に入タイマーを設定しておくと朝から快適です♫
EE-RP35/EE-RP3050のシリーズはタイマー機能が2種類なのですが、上位版のEE-DC35/EE-DC50は
- 入タイマーは4・6・8時間
- 切タイマーは1・2・4時間
とより機能が充実しているので、タイマー機能を使い倒したい方は上位版のEE-DCシリーズがおすすめです!
▼旧型番 EE-RP50▼
▼最新型番 EE-RR50▼
口コミ評判を調べてみた
実際にEE-RP50を3シーズン使ってみて、買って正解だった!と心の底から実感していますが、

気になったため、ネット上の口コミをチェックしてまとめてみました。
悪い口コミ評判
- 沸騰音がうるさくて気になる
- 電気代が高い
- 給水の頻度高い
悪い口コミは良い口コミと比べると少数でしたが、ほとんどが音と電気代についてでした。
沸騰音が大きくて気になるといった内容の声が多かったです。
また、強で連続運転すると6時間でタンクが空になるので、使い方によっては給水の頻度が高くなりそうですね。
良い口コミ評判
- とにかく手入れが簡単で楽!
- 使い方が簡単でわかりやすい
- フィルター不要で経済的
- 衛生的で安心して使える
- 加湿力が高く、暖房しても乾燥を感じない
「何よりも手入れが楽なのが良い」といった声がたくさん寄せられていましたよ。
私と同じように加湿器の掃除のわずらわしさを感じている人が多い印象でした。
また、加湿力に満足していて、雑菌の心配がないといった声も多かったですね。
まとめると、電気代が高いことよりも加湿力や手入れの楽さを重視している方がEE-RP50を高評価していることがわかりました。
象印加湿器EE-RP50がおすすめの人
- 湯沸かし器の音が気にならない人
- 掃除やメンテナンスが楽な加湿器を探している人
- 電気代よりもお手入れが楽な方を優先する人
- 雑菌などの心配がなく、衛生的に使いたい人
- 加湿のパワーが大きいものを探している人
- 加湿器のデザインにこだわらない人
まとめ
象印の加湿器 EE-RP50を実際に3シーズン使ってみてわかったメリットやデメリットを紹介しました。
- 沸騰音がうるさい
- 電気代が高い
といったデメリットがありますが、
- とにかく手入れが簡単で楽!
- 使い方が簡単でわかりやすい
- フィルター不要で経済的
- 衛生的で安心して使える
- 加湿力が高く、暖房しても乾燥を感じない
といったメリットを実感しています^^

ポカポカと暖かさも感じることができる、我が家の冬になくてはならない加湿器です。
興味のある方の参考になれば、幸いです。
▼旧型番 EE-RP50▼
▼最新型番 EE-RR50▼